疾患情報集

疾患詳細

突発性難聴

 

突然に内耳に障害が起きて聞こえが悪くなる病気です。

 

疾患原因

・外部の音は外耳道、鼓膜、耳小骨を経て内耳という感覚器官に伝えられます。
・内耳で音の振動が電気信号に置き換えられ、脳に伝えられます。
・この内耳が何らかの原因で突然、障害を起こす病気が突発性難聴です。
・原因としては内耳の栄養血管の循環不全(血液の流れが悪くなる)やウイルス感染などが考えられていますが、いまだ定説はありません。

 

症状解説

 

・症状は難聴が主体ですが、朝、起きて耳が聞こえないことに気づいたり、仕事中に突然聞こえが悪くなったりします。また通常は片側性です。
・耳閉感(みみがふさがった感じ)や耳鳴(セミの鳴く音や金属音)、めまいなどを伴うことがあります。
・発症後なるべく早く、治療を始めることが大切です。時間がたつと神経が変性して回復が難しくなります。特に発症後1カ月以上たつと回復が遅れます。

 

治療法と注意点

 

・治療は神経の浮腫を防ぐ薬、血管拡張剤、ビタミン剤などを毎日、次第に増量しながら点滴します。末梢血行改善剤を併用します。
・同時に内耳の血行が良くなるように、頚に注射をします(星状神経節ブロック)。
・発症初期、少なくとも2週間は安静にして、睡眠を十分にとり、うるさい音をさけて、ストレスを防ぐことが大事です。そのため入院加療が原則です。
・順調にいくと70%の人が約1カ月で完全に回復します。残りの30%の人は難聴が残ったり、耳鳴が続くことがあります。
・再発はほとんどみられませんが、低い音の聞こえが悪くなるタイプ(低音障害型感音難聴)では一度、回復しても難聴を繰り返すことがあります。

 

関連疾患(細目)

 

低音障害型感音難聴
騒音性難聴
音響外傷
外リンパ漏

 

 

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