専門治療

短期入院手術 詳細

内視鏡下鼻内手術

手術分類:短期入院

 

今までの手術法の欠点  
 従来の手術方法は、副鼻腔根本術(コールドウエル・ルック法)といって、上唇の裏を切って上顎洞の前壁を削開し、副鼻腔の粘膜を全て取ってしまう術式が行われていました。この方法では、手術中の出血や術後の頬部腫脹、しびれが生じやすく、治療成績(有効率)も60%くらいでした。また、術後数十年してから、術後性の副鼻腔嚢胞が生じやすいなどの欠点がありました。

新しい内視鏡下鼻内手術法とは
 最近、行われている内視鏡下鼻内手術はCCDカメラ付きの内視鏡を使って、鼻の穴から内視鏡と専用の鉗子を挿入し、病変をテレビモニターに映して観察し、細かい鼻腔と副鼻腔内の病変をひとつひとつ確認しながら、病変のみを除去する術式です。侵襲(体への負担)が少なく。出血も少量ですみ、術後の腫脹も軽度で治療成績も良好です。また、術後に副嚢胞を生じる可能性もほとんどありません。術後の加療も含めて、標準的な治療を行えば約90%が完全に治癒します。外科などで行われている腹腔鏡下手術と基本的には同じ方法です。

手術前の左右の鼻のなかです、ポリープがあります。

手術前の左右の鼻のなかです、ポリープがあります。

鼻内のポリープを切除しています。

鼻内のポリープを切除しています。

副鼻腔の中心である、篩骨洞を開放します。

副鼻腔の中心である、篩骨洞を開放します。

 

手術前の検査

麻酔は全身麻酔で行い、両側一度に行います。鼻中隔の彎曲がある場合は、同時に矯正手術を行います。手術をご希望の患者さんは新潟市民病院または新潟大学附属病院をご紹介します

 

補足注意事項

病変のみを除去する術式のため、退院後半年から2年の期間、外来での経過観察と術後加療が必要です。定期的に内視鏡検査を施行し、再発が見られた場合は早めに外来で処理をします。

鼻内から上顎洞も開放します。

鼻内から上顎洞も開放します。

ほぼ清掃が終わったところです。

ほぼ清掃が終わったところです。

術後、約1ヶ月で粘膜は正常化します。

術後、約1ヶ月で粘膜は正常化します。

 

費用・その他

3割負担で約18万円です

入院期間は両側施行で約10日間です。

 

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